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2006年12月05日

すべて教材として

学校で起こったことは、どのように子どもたちの教材として、扱えばいいかをいつも考えます。

月曜日に、わかったのですが、掲示物にキズがありました。
そのことについて、子ども達と考えました。
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■心をこめて作った作品にキズつけられたことについて (12月4日)
 
 月曜日の朝に、オヤッと、びっくりしたことがおこりました。
 階段のおどりばに、けいじしている発泡スチールの作品を、だれかがパンチしてへこませたようなあとがありました。心ないことです。
 今までこのような掲示してある物が傷つけられるというようなことは、一度もなかったのですが、発泡スチールがやわらかいので、ちょっとじょうだんでしたことが、その子も思わぬくらいへこんでしまったのでしょう。

 そのことをどう考えるのか。どうしたらいいのか。みんなで月曜日の6時間目の学級会の時間に話し合いました。

1.このことで、今、思っていること
 ・かわいそう
 ・いやになる
 ・ショック
 ・心にキズつく
 ・やる気がなくなる
 ・はらたつ
 ⇒自分の思いを、全員発表できました。

2.この思いを全校の人につたえよう。どうすればいいだろう。
 ・班で、手紙を書いてとどける
 ・ポスターをはる
  ・・・・・・この二つの意見が出たので、さっそく、そうすることにしました。

3.手紙に書くこと
 ①知りませんか
 ②これからキズつけることは、やめたいです。
 ⇒聞いた人が、「そうだ。いいわたしたちの小学校にしよう」と、思うような文章にしよう。
「した人は、だれですか。自分がしたなら、したと言ってください。」
のように・・・聞いた人が、気分が良くない文は、やめよう。
ほとんどの人は、自分がしていないのだから、聞いた人が、
「ほんまにそうや。そんなことは、ぜったいに、やったらだめよなあ」と、思える文を考えよう。そのようなことを子ども達に話しました。

4.役わり 
 1班⇒4年 2班⇒2年 3班⇒5年 
 4班⇒1年 5班⇒6年 6班⇒ポスター

5.下書きを書こう
 ※下書きを書いている途中でチャイムが鳴ったので、一度おうちの人の力もかりて、下書きを書いてくることにしました。
 そして、明日、学校でもう一度、班で話し合い、各学年にその手紙を持って行くことにしました。

・・・水曜日の道徳の時間に、手紙と、ポスターを仕上げることができました。
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 子ども達に、どうして、このようなことで、話し合いの時間をを持つのだろう。この話し合いで、どのような力が、子ども達につくのだろう。時間を取るだけの意味があるのだろうか。
 私は、自分のまわりで起こっていることで、おかしいことをおかしいと、感じる・・・「問題を問題と、受け止める力」が、また、みんなで話し合えば解決できるという・・・「連帯しながら、問題解決する力」が養われると思っています。どうなのでしょう。  

Posted by プラス at 21:47Comments(0)・学級経営