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2007年07月28日

泳げない子の指導3日目

1.前半
 3年生の子2人と、4年1人を受け持った。
初めの記録は、A9㍍・B10㍍・C11㍍
ということは、3人とも息継ぎが数回できるということである。
言い換えれば、うまく息継ぎができない子たちである。

指導して1時間過ぎての結果は、1人だけ13㍍。あとの2人は、25㍍をなんども泳げるようになった。
なぜ、1人が泳げなかったのか。それは、体の力をぬくことをうまく教えられなかったからだと思っている。
2人は、うまく体の力を抜くことができたので、泳げるようになった。

練習方法
・息継ぎ
プールの中のカベに背中をつけた状態で、肩まで浸かり、手を前に伸ばす。
「1.2.3パーマン」・・・1.2.3は、顔をつけて、パーマンで顔を上げて息を吸う。
そのあと、私が先にして、13㍍水の中を歩く。子ども3人が、「1.2.3パーマン」と良いながら横を歩く。このように新しいことをするときは、必ず教師が先にやってみせる。
「1.2.3.・・・」を「1.2.3.4.5.6.7.8パーマン」まで、一つ一つ増やしていく。

その後、私が両手を持ち、子どもを引っ張りながら、「1.2.3・・・パーマン」と、25㍍を歩く。
後の2人は、横を歩かす。1人がしているのを横で見させるためである。
次に、息を吸うときだけ、手を下にかくように教える。そのあと手を伸ばせば、私の手が有るとわからせる。
これも順番に1人ずつやり、後の2人は、横をついて歩く。
次に同じ事であるが、教師は、肘をさわって同じようにする。手を伸ばしているときは、肘に手をつけておく。こうすると、子どもは安心する。
その後は、
教師が前を歩き、手を持たず今のことをさせる。

これを順番に行うだけである。

初めて、25㍍泳げたときは、やっぱり拍手と・握手。そして、
「どうして、9㍍だったのに、25㍍が泳げるようになったの」と、聞く。
今日の子どもは、息継ぎするときに、口の周りの水を吹き飛ばすことがわかったからと、応えた。
「パー」という唇をカラパーッと声を出すくらいに勢いよく息を吐き出すように指導する。そうすると、口の周りの水も吹き飛ばされ、口に水が入らなくなるのだと、子どもに説明している。これが良かったのだというのである。

初めから11㍍泳げていた子が13㍍であったというのが・・・心残りではあるが・・・。
2㍍の伸びをしっかりがんばりだとほめた。

2.後半
2人を受け持ちました。
2人とも・・・初めの記録で、25㍍泳げていました。2人に「もう25㍍泳げているから、1時間半を自由にします」と言いました。それに付け加えて「何か・・・教えてほしかったら教えるから」と言っておきました。
すぐに・・・クロールを教えてほしいと、言ってきました。

2人にそれじゃクロールで25㍍のどこまで行けるか試してきてくださいと言いました。
2人の泳ぎを確かめると、
A・・25㍍泳げる。しかし、体の軸がずれ、顔が前を向いていました。
B・・8㍍。泳ぎ方がわからないようでした。

まず、陸の上の長いすに一人を寝かせました。(息をする方の肩を長いすから外にして腕を回せるようにしている)
・額をつけて寝ます。
・腕をゆっくり回し、腕が、水面にでるときから、腕が一番上に行くまで、目で指先を見るように指導します。そのときに息を吸います。
腕はなるべく高く上げます。そうすることにより、ローリングするからです。
これを長いすで繰り返しやりました。そして、水の中で実際にします。
私がまず25㍍ゆっくり泳ぎます。泳ぐ私の前を2人に歩かせます。
その後、1人ずつ泳がせます。教師は前を歩きます。
あごが肩につくぐらいに意識し、腕を大きく回すと、ゆっくりと息がすえ、きれいに泳げました。
8㍍だった子も、25㍍がきれいに泳げるようになりました。
やはり「どうして泳げるようになったのか」聞きます。

平泳ぎ
やはり教えてほしいというので、時間がなかったのですが・・・教えました。
初めの泳ぎでは、今度は、反対で
A・・・3㍍。全く泳いだことがない状態。
B・・・25㍍。伸びがない泳ぎ方。でした。

まず、足のうら蹴りです。陸上で、蹴りの練習の後、水の中で蹴りをします。
次に陸上で両足を綴じ足先を広げ足を蹴ると同時に手を伸ばすことを教えました。しかし、水の中では、タイミングが全く取れませんでした。
それで、足を持ち、手でかいて息を吸うことだけの練習。
その後、けのび状態をゆっくりつくり、そのあと手をかいて息をする、ゆっくりした泳ぎでタイミングを取ることを教えていきました。

ABとも25㍍泳げました。
形と、タイミングがわかると、Aのように全く泳げない状態でも、力を抜いてゆったりできるので、すぐに泳ぐことができるようです。

力を抜くことによって、持っている力が発揮できるのは・・・水の中でもなのですね。
                                    また、陸上でも一緒のように思います。

泳げない子の指導は、3日間です。
残念ながら、今日で終わりです。

やはり、教師が泳ぎ方の指導を受けることが大事と、やっぱり思いました。
安全管理のために、人工呼吸の指導は、毎年受けますが、同時に泳がせる指導を受ける必要があるとつよく思っています。

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Posted by プラス at 00:09│Comments(0)・水泳
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