2007年06月10日
『無人島 SOS』続き
『無人島 SOS』
水曜日に30人ほどの先生方に授業を見ていただきました。
子ども達は、がんばっている自分を出せたように思います。
いちどおうちでもやってみたら楽しいと思います。
《無人島 SOSやりかた》
1.自分で 8つ品物をきめる
2.家族みんなで8つのしなものをきめる。
《ルール》
話し合いで、8つの品物をきめてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.話
あなたは、世界一周の船旅を楽しんでいました。ところがひどいあらしがやってきて、船は岩にぶつかりこなごなにこわれてしまいました。必死で泳ぎますが、気を失ってしまいました。
何日かたって、あなたは、無人島に流れ着きました。はてしない海と青い空。島には、ちいさな森、果物魚などの食べ物、そして、水がありますが、ほかには何もありません。
そこで、島で生き抜くために、どのようなものが必要でしょうか。必要だと思うものを8つえらんでください。
ナイフとフォーク、マッチ、ナベ、おの、ウイスキー、ロープ、海図(海の地図)、テント、毛布、とけい、ラジオ、薬、裁縫セット・カメラ・タオル・えんぴつと紙、望遠鏡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.子どものミオカ日記から
■「今日の5時間目」 ○
たくさんの先生が来ました。「無人島SOS」というのをしました。はじめ世界一周旅行という設定でした。嵐に巻き込まれて無人島に着きました。8つの品物を選ばなければならないけど、品物が15ぐらいありました。ウイスキーとかもありました。
まず自分で決めました。品物がありすぎて結構悩みました。次に班で話し合いをしました。○君がナベなやタオルなど選んでいて、ぼくと全然違いました。話し合いでは、案外すらすらと決まりました。でも全くまとまらない班がいたりしました。みんな意見がバラバラだからかなと思いました。
最後に各班が発表しました。さいほうセットはなんのためにあるのかなと思ったら服が破けたときに使うと聞いて、そういえばそうだなあと、思いました。全くきまらないところや、ぼくらのところのようにすらすら決まったりと、いろいろちがいがあるなあと思いました。
■「大勢先生が来た」 ○
昼きゅうけいがおわるころ、大勢先生が来ました。その中で、百人一首をしました。きんちょうしました。1回目は○君に勝ちました。2回目は○さんにまけました。
授業が始まりました。「無人島SOS」というのをやりました。8つの品物を無人島で生き延びるために選びました。ぼくは、なぜか真剣になりました。自分で選んでから、班で決めました。少しもめたけど、決まりました。でも、話し合いには苦労しました。決まらない班もありました。
ぼくは、人それぞれ思うことがちがうのがわかりました。
■「研究授業」 ○
今日の5時間目に研究授業がありました。
○タイムで、はじめ百人一首を1級でやりました。○ちゃんんとでした。やっぱり、○ちゃんは強かったです。負けて悔しかったです。
それから、無人島の話の授業でした。生き延びるためにどうするかのやつでした。船の中に、フォークとナイフ、マッチ、なべ、・・・などがありました。まずはじめに、自分で8つ決めました。マッチ、フォークとナイフ、海図、毛布、薬、望遠鏡、テント、時計にしました。
班で話し合うときは、○君がなべがいいというのには驚いたし、フォークとナイフがいらないというのにも、とても驚きました。なぜなら、なべは、果物をやいたりすることはないし、フォークとナイフは果物を切ったりするときに使うからいると思ったからです。
私がいるかいならいかまよったのは、望遠鏡です。船が来るために見るのに便利だから、いるに○をしました。もう一つ悩んだのが、時計です。一週間が過ぎたということがわからないと思ったからそれに○をしました。
班での話し合いにマッチがみんないると考えていたので驚きました。班の発表では、裁縫道具っていう班があって、船が来たときの目印を作るためというのを聞いて、なるほどと思いました。
いろんな意見が聞けて良かったし、違う意見もあったり、同じ意見もあったりで楽しかったです。
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3.( )があれば・・・
班で10分間で8つの品物を話し合って決める」ときに、どうしても決まない班が1つありました。しっかり話し合っていることから決まらない。このことは、認めることです。
でも、授業の次の日に、( )があれば、決まったと思いますかと、子ども達に問いました。
いろいろな答えが書かれました。
いろいろなことを学べたように思います。
【ゆずりあい・・・七人
【おもいやり・・・・四人
【やさしさ・・・・・・三人
あとは、一人ずつです。
【しっかり話を聞いてあげること 【協力 【ゆずる気持ち 【ゆずりあう気持ち 【ゆうき
【ゆずりあう心 【ゆずりあうやさしさ 【人をおもう心
4.まず、教師の話を聞き無人島で過ごさなければならなくなったら、自分なら「何をえらぼうか」を品物を書いたリストから選びながら、自分の考えを持つことから授業がはじまりました。
その後、自分の考えを班の人に伝えることから、話し合い活動が始まります。集団に出し合うことで、人によって様々な考え方があることを感じたことと思います。このような話し合いの中から、自分と違う感じ方をする他者がいることを理解していくと考えます。このように自分の考えを伝え、友だちの考えを聞くという、互いに理解し合う積み重ねが、大事なことだと思いこの授業をしました。
子ども達にとって、どうだったのでしょうか。
水曜日に30人ほどの先生方に授業を見ていただきました。
子ども達は、がんばっている自分を出せたように思います。
いちどおうちでもやってみたら楽しいと思います。
《無人島 SOSやりかた》
1.自分で 8つ品物をきめる
2.家族みんなで8つのしなものをきめる。
《ルール》
話し合いで、8つの品物をきめてください。
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1.話
あなたは、世界一周の船旅を楽しんでいました。ところがひどいあらしがやってきて、船は岩にぶつかりこなごなにこわれてしまいました。必死で泳ぎますが、気を失ってしまいました。
何日かたって、あなたは、無人島に流れ着きました。はてしない海と青い空。島には、ちいさな森、果物魚などの食べ物、そして、水がありますが、ほかには何もありません。
そこで、島で生き抜くために、どのようなものが必要でしょうか。必要だと思うものを8つえらんでください。
ナイフとフォーク、マッチ、ナベ、おの、ウイスキー、ロープ、海図(海の地図)、テント、毛布、とけい、ラジオ、薬、裁縫セット・カメラ・タオル・えんぴつと紙、望遠鏡
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2.子どものミオカ日記から
■「今日の5時間目」 ○
たくさんの先生が来ました。「無人島SOS」というのをしました。はじめ世界一周旅行という設定でした。嵐に巻き込まれて無人島に着きました。8つの品物を選ばなければならないけど、品物が15ぐらいありました。ウイスキーとかもありました。
まず自分で決めました。品物がありすぎて結構悩みました。次に班で話し合いをしました。○君がナベなやタオルなど選んでいて、ぼくと全然違いました。話し合いでは、案外すらすらと決まりました。でも全くまとまらない班がいたりしました。みんな意見がバラバラだからかなと思いました。
最後に各班が発表しました。さいほうセットはなんのためにあるのかなと思ったら服が破けたときに使うと聞いて、そういえばそうだなあと、思いました。全くきまらないところや、ぼくらのところのようにすらすら決まったりと、いろいろちがいがあるなあと思いました。
■「大勢先生が来た」 ○
昼きゅうけいがおわるころ、大勢先生が来ました。その中で、百人一首をしました。きんちょうしました。1回目は○君に勝ちました。2回目は○さんにまけました。
授業が始まりました。「無人島SOS」というのをやりました。8つの品物を無人島で生き延びるために選びました。ぼくは、なぜか真剣になりました。自分で選んでから、班で決めました。少しもめたけど、決まりました。でも、話し合いには苦労しました。決まらない班もありました。
ぼくは、人それぞれ思うことがちがうのがわかりました。
■「研究授業」 ○
今日の5時間目に研究授業がありました。
○タイムで、はじめ百人一首を1級でやりました。○ちゃんんとでした。やっぱり、○ちゃんは強かったです。負けて悔しかったです。
それから、無人島の話の授業でした。生き延びるためにどうするかのやつでした。船の中に、フォークとナイフ、マッチ、なべ、・・・などがありました。まずはじめに、自分で8つ決めました。マッチ、フォークとナイフ、海図、毛布、薬、望遠鏡、テント、時計にしました。
班で話し合うときは、○君がなべがいいというのには驚いたし、フォークとナイフがいらないというのにも、とても驚きました。なぜなら、なべは、果物をやいたりすることはないし、フォークとナイフは果物を切ったりするときに使うからいると思ったからです。
私がいるかいならいかまよったのは、望遠鏡です。船が来るために見るのに便利だから、いるに○をしました。もう一つ悩んだのが、時計です。一週間が過ぎたということがわからないと思ったからそれに○をしました。
班での話し合いにマッチがみんないると考えていたので驚きました。班の発表では、裁縫道具っていう班があって、船が来たときの目印を作るためというのを聞いて、なるほどと思いました。
いろんな意見が聞けて良かったし、違う意見もあったり、同じ意見もあったりで楽しかったです。
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3.( )があれば・・・
班で10分間で8つの品物を話し合って決める」ときに、どうしても決まない班が1つありました。しっかり話し合っていることから決まらない。このことは、認めることです。
でも、授業の次の日に、( )があれば、決まったと思いますかと、子ども達に問いました。
いろいろな答えが書かれました。
いろいろなことを学べたように思います。
【ゆずりあい・・・七人
【おもいやり・・・・四人
【やさしさ・・・・・・三人
あとは、一人ずつです。
【しっかり話を聞いてあげること 【協力 【ゆずる気持ち 【ゆずりあう気持ち 【ゆうき
【ゆずりあう心 【ゆずりあうやさしさ 【人をおもう心
4.まず、教師の話を聞き無人島で過ごさなければならなくなったら、自分なら「何をえらぼうか」を品物を書いたリストから選びながら、自分の考えを持つことから授業がはじまりました。
その後、自分の考えを班の人に伝えることから、話し合い活動が始まります。集団に出し合うことで、人によって様々な考え方があることを感じたことと思います。このような話し合いの中から、自分と違う感じ方をする他者がいることを理解していくと考えます。このように自分の考えを伝え、友だちの考えを聞くという、互いに理解し合う積み重ねが、大事なことだと思いこの授業をしました。
子ども達にとって、どうだったのでしょうか。
Posted by プラス at 00:09│Comments(0)
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