2007年10月17日
一面的に見る
・・・これは、間違いではないか。 「多面的」「まるごと」???
【一面的〓その面だけ】に見ることが大事だと考えているのです。
ある時・・・(10年前の出来事としておきます)
家庭科の先生から、「A君今日がんばってナップサック作りました。・・・・」と、授業の後で報告してくれました。
だけど、たとえば・・・
Aは、昼休みにほうきの棒を持って他の子を追いかけて・・・。
Aは、算数の授業中、悪ふざけして・・・・。
そうなると、ほめようにも、ほめられなくなってきます。
こんな時、「昼休み」のことも「算数の時間」のことも忘れて、家庭の先生からのメッセージだけを・・・・Aに伝えて、ほめます。
あえて、家に電話しました。子ども2人だけで、両親不在でした。A君に、家庭の先生から言ってもらえ嬉しかったことを伝えました。そして、一つ年下の妹に電話口に出てもらい「お母さんの代わりきいておいてね。お兄ちゃんが・・・家庭の時間に・・・先生からほめられ・・・。」と、伝えました。
Aは、このことを、自分からは、母親に伝えにくいとしても、妹からは、母親に伝わるはずです。
「嬉しくなる言葉のシャワーをかける」
他の子どもに被害を及ぼすことは、ストップをかけるが、できるだけ受け止める容量を大きくし、その子がここちよく感じる、認める・ほめる言葉をかける。
たいへんな子ほど、この「プラスの言葉のシャワー」で痛めた心を洗い流し、心のキズが癒えるのを支援する以外に、できることがないような気がするときがあります。
そのこと付き合うときは、その子がいたく感じるところをこちらからさわっても、すなおな(正直な)反応は返っては来ません。その子がそのところのことを話し始めるのを聞いてあげるくらいがちょうど良いことだと思います。
ある時・・・(10年前としておきます)
体育の授業で、・・・おくれて授業に参加し・・・・そのときは、Tボールのゲームが始まっていました・・・・・・・守備につきました。
しかし、おくれてきたにもかかわらず、その子は、外野で寝転がってしまいました。
1.みんなが守っているのだから・・・守備につくようにと・・・さとす。
・・・怒る。
2.放っておく。
私は、2でした。
10分ほどしたら・・・その子が・・・自分からボールに反応するすがたが見られるようになりました。
「ナイスキャッチ」
その子が良い面を見せたタイミングで、声をかけると、その子は、自分から動き出すことができました。
まだ、寝転がっているときに・・・どんな声をかけても、かれは動かなかったと思います。
よけいに・・・かたくなになったとも思います。
自分から、いい方向に動き出したときに、さりげなくここちよい声をかけることが、こちらも、むこうも、しんどくない関わりだと思います。
「合気道」の技でしょうか。・・・相手の力を利用するのは・・・
相手が・・・力をいれて違う方向に動こうとしているのに、こちらの思い通りの方向に動かすことは・・・たいへん力の差がある時だけに有効です。
今の学校の教師には・・・そのような、強い権威は与えられていません。
相手の(子どもの)力を利用しながら、動かすしかありません。
そのためには・・・相手の事をしっかり見守っていて、タイミングを見計らう必要があります。
また、その子が、表現しようと思っていることを、ひろってあげることも必要です。
「これ・・・もらってん」
何気なく子どもが声をかけてきたとき・・・・
それをひろうのか・・・・ 放ってしまうのかで・・・ ずいぶん関係が違ってくると思います。
「どこでもらったの・・・」と、話が続くように話題を拾ってあげます。
(バレーボールの)レシーブです。
なかなか拾いにくいパスも来ますが・・・・うまくひろうのが・・・支援者の・・・力量です。
しかし、実際は、・・・・なかなか相手が望むタイミングや、
相手が望む関わりを
することは、むずかしいですが・・・・・・・・・
【一面的〓その面だけ】に見ることが大事だと考えているのです。
ある時・・・(10年前の出来事としておきます)
家庭科の先生から、「A君今日がんばってナップサック作りました。・・・・」と、授業の後で報告してくれました。
だけど、たとえば・・・
Aは、昼休みにほうきの棒を持って他の子を追いかけて・・・。
Aは、算数の授業中、悪ふざけして・・・・。
そうなると、ほめようにも、ほめられなくなってきます。
こんな時、「昼休み」のことも「算数の時間」のことも忘れて、家庭の先生からのメッセージだけを・・・・Aに伝えて、ほめます。
あえて、家に電話しました。子ども2人だけで、両親不在でした。A君に、家庭の先生から言ってもらえ嬉しかったことを伝えました。そして、一つ年下の妹に電話口に出てもらい「お母さんの代わりきいておいてね。お兄ちゃんが・・・家庭の時間に・・・先生からほめられ・・・。」と、伝えました。
Aは、このことを、自分からは、母親に伝えにくいとしても、妹からは、母親に伝わるはずです。
「嬉しくなる言葉のシャワーをかける」
他の子どもに被害を及ぼすことは、ストップをかけるが、できるだけ受け止める容量を大きくし、その子がここちよく感じる、認める・ほめる言葉をかける。
たいへんな子ほど、この「プラスの言葉のシャワー」で痛めた心を洗い流し、心のキズが癒えるのを支援する以外に、できることがないような気がするときがあります。
そのこと付き合うときは、その子がいたく感じるところをこちらからさわっても、すなおな(正直な)反応は返っては来ません。その子がそのところのことを話し始めるのを聞いてあげるくらいがちょうど良いことだと思います。
ある時・・・(10年前としておきます)
体育の授業で、・・・おくれて授業に参加し・・・・そのときは、Tボールのゲームが始まっていました・・・・・・・守備につきました。
しかし、おくれてきたにもかかわらず、その子は、外野で寝転がってしまいました。
1.みんなが守っているのだから・・・守備につくようにと・・・さとす。
・・・怒る。
2.放っておく。
私は、2でした。
10分ほどしたら・・・その子が・・・自分からボールに反応するすがたが見られるようになりました。
「ナイスキャッチ」
その子が良い面を見せたタイミングで、声をかけると、その子は、自分から動き出すことができました。
まだ、寝転がっているときに・・・どんな声をかけても、かれは動かなかったと思います。
よけいに・・・かたくなになったとも思います。
自分から、いい方向に動き出したときに、さりげなくここちよい声をかけることが、こちらも、むこうも、しんどくない関わりだと思います。
「合気道」の技でしょうか。・・・相手の力を利用するのは・・・
相手が・・・力をいれて違う方向に動こうとしているのに、こちらの思い通りの方向に動かすことは・・・たいへん力の差がある時だけに有効です。
今の学校の教師には・・・そのような、強い権威は与えられていません。
相手の(子どもの)力を利用しながら、動かすしかありません。
そのためには・・・相手の事をしっかり見守っていて、タイミングを見計らう必要があります。
また、その子が、表現しようと思っていることを、ひろってあげることも必要です。
「これ・・・もらってん」
何気なく子どもが声をかけてきたとき・・・・
それをひろうのか・・・・ 放ってしまうのかで・・・ ずいぶん関係が違ってくると思います。
「どこでもらったの・・・」と、話が続くように話題を拾ってあげます。
(バレーボールの)レシーブです。
なかなか拾いにくいパスも来ますが・・・・うまくひろうのが・・・支援者の・・・力量です。
しかし、実際は、・・・・なかなか相手が望むタイミングや、
相手が望む関わりを
することは、むずかしいですが・・・・・・・・・
Posted by プラス at 00:09│Comments(0)
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