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2011年04月17日

私の4月の学級風景(十数年前)

□4月8日(月) 始業式
・名前を聞き合って、名前順に座ろう。できるかな。
・名前を呼びます。(席を回り握手しながら)
(教科書を配り、事務連絡して、明日の予定をノートに書いてから)
【学級開き】
 1. はじまりの言葉<さあ、楽しく、みんなの心をひとつにする学級びらきをはじめよう> 
 2. うた『大きな歌』 <大きく口を開いて>
 3. ゲーム <さあ、どんなことをするかな>・・・親指小指・もしかめ
 4. 自己紹介 <みじかい時間のなかで、自分のじまんを>・・・個人写真
 5. 先生のねがい(こんな学級に。こんな子どもに。子どもに熱を持って伝わるように)
  ○ 自分の思っていることをどんどんいいあえる学級
  ○ みんなできめてみんなでまもる学級
  ○ 笑顔いっぱい、やさしさいっぱいの学級
 6. うた <手びょうしそろえて、さあ、うたおう>
 7. ゲーム ・・・ジャンケンチャンビオン
 8. うた『大きな歌』
   (さあ、ひとつになるんだ。さあ、進もう、日本一、すばらしい学級をつくろう)
 9.作文を書く。(・家を出るときの会話・学校に来るまで友だちと話したこと・・・宿題
            ・クラスが決まるまで話したこと・今思うこと)等
10.花の前で記念写真を撮ろう。・・・すべての持ち物を持ち外に集まろう。集合写真を
11.外でさようなら(ジャンケン勝ち抜け握手をしながら)。
 「先生の方が、私らより、子どもみたい」「先生の方が、わたしらより元気や」。学級の子どもたちが、私のことをそんなに言いながら、帰っていった。
☆せいのび     武鹿 悦子☆
 まぶしい くもに さわりたくて/木は きのうも せいのび/きょうも せいのび/とりのように くもを/とまらせたくて きょうも せいのび/あしたも せいのび/
●学級のスタートに使えるゲーム
 同時発声、同一行動は、集団を作る基礎となる
 ①同時発生:「なんだなんだ班会議」「落ちた落ちた」「赤い靴」
 ②同一行動:「親指小指」「数増え拍手」「交差拍手」「一分間ゲーム」
 ③人間関係作り:「もし亀肩たたき」「ジャンケン握手」「大急ぎ大急ぎ」
            「メッセージリレー」「数集まり」「進化ジャンケン」
◎「出会い」は、一日だけの出会いでなく、今日をスタートにして、様々な形で発展していく。つまり、単にその日限りの「演出」ではない。教師にとり、毎日が子ども・保護者との出会いである。人間的な結びつきと信頼関係の基礎につながっていける第一歩としての発展できる良いスタートが大事なのである。

□4月9日(火)入学式
 掃除は10分間。新しいところをするので、当然8時40分の朝の会までにうまくできていない。
そこで、「班会議」。自分たちで、どうしたら早くきれいにできるかを10分間話し合った。そして、もう一度その場所をそうじした。それから、もう一度「班会議」①良かったこと、②直すことを振り返ってから、画用紙に(1)そうじのやりかた(2)やくそくを書いた。子どもたちの話し合う様子をみていると、前向きである。「自分たちでよくしよう」という気持ちがある。これなら、きっと、いいスタートがきれるように思う。
 2時間目は、昨日撮った個人写真をはった「じこしょうかい」を画用紙に書いた。好きな食べ物というところに「おじいちゃんがつくる、あんかけうどんです」と書いている子がいるのが、とってもいいなあ。
 3時間目は国語。ノートが届いていないので、「音読」である。教科書のはじめにある「かがやき」という詩を、私の後に続いて読む「つれ読み」の後、覚えたと思えば手を挙げ、自分が発表した後、手を挙げている友だちに指名する「相互指名」の練習をした。本読みの声が大きく、明るいのがいい。
 4時間目は、明日から始まる給食のことを話し、給食グループで集まり、自分たちの「グループ名」を決めた。給食当番表を大休憩に作る私のそばで、進んで手伝ってくれる子が何人もいるのが、とてもうれしい。
 今日の宿題は、「学級のために自分ができること・したいこと」を書く。明日は、それを基に「係」を決める予定である。

□4月10日(水)給食開始
 全員が国語見開きの詩「かがやき」を暗唱できた。その際、困っている友だちに、そっとやさしさをかける子がいたり、素敵なドラマが始まっている。とてもうれしいことである。また、「シーソー読み」も楽しんだ。
 初めての給食に「マスク忘れ」が一人もいないということもすばらしいスタートである。朝の会・終わりの快のやり方を決めた。給食の時の約束も、給食指導をしながら、子どもたちと一緒に決めていった。ひとつひとつ学級のルールを決めることにより、「我ら意識」が育ちつつある。基本は、明るくいいこどもたちがあるからこそ、少しずつ積み上げることができるのである。
 やっとノートが放課後届いたので、明日から、ノートの使い方など、学習の約束を少しずつおさえていきたい。

□4月11日(木)交通指導4年・体重測定
算数1時間目は、かけ算ができるかを「楽しみながら」確かめます。そして、ノートの使い方を指導します。
A.37×3=111 B.37×6=222 C.37×9=333 D.37×12=444 
E.37×15=555F.37×18=666G.37×21=777H.37×24=888
I.37×27=999
 「毎日さしを持ってくる」「筆算はさしでひく」を約束し、Aからノートのどの位置に書くかをいいながら進めた。「先生へんやでー」「見切った」「次の答えは、ぜったい・・・・」と、口々に。中には、前の私がいる黒板のところにきて、「あのね、次ね・・・」。Gをしてから、「次は、どんなかけ算をすると思いますか」ということで、「さすが、見通して考えられる子は、すごい」と、ほめた。Iのあと同じように聞くとたくさんの子が手を挙げ「37× 30=」という。実際やってみた。しかし、同じ数字が並んだ答えにはならない。そこで、「これであっていると思っても、やって確かめてみることが大切だね」と、話した。
 身体測定の時、「すばらしい子どもたち」がいた。
 体育館で学年の男の子全員の身体測定が終わり女の子の番になった。1組と3組が、体育館に到着したのに2組が来ない。私が「見てきます」と、走って迎えに行くと、なんと『名前の順に1列にならび、静かに歩いてくる』のです。教師が指示しても、子どもだけでこのように行動できるのは少ないと思います。それを、今回は「男の子が終わったら、おいでよ」だけしか言っていないのにもかかわらず、並んでこれるのはすごいことです。終わって教室で、みんなにほめました。他の先生もびっくりしていて、先生もうれしかったです、と言いました。それから、女の子一人一人にどうして、こんなにかしこく並んで来れたのか聞きました。「友だちが並んでいたから、私も」「並んだ方がいいと思ったから」ということを全員からききました。「自分で、こんなにしたらいいと思って、そう行動できたんですね。また、友だちのよい行動をまねて、みんなが良い行動ができたのですね」と、話しまた。次も、何かの時に「自分で判断して、良い方の行動ができること・良い行動をまねすることができるようになること」を、時間をとって学びあえたように思っています。
 「学校やめる」と言って、荷物まとめて廊下まででる子がいた。給食のあまりをもらうジャンケンに負けたからである。でようとする彼に、「先生にしてほしいことないかなあ。できることはするよ」と、「こんど太郎君(腹話術の人形のこと)がでるまで、いることに決めたら」と言うと、悩んでいたが、また戻って給食を食べていた。がまんすることを彼なりに学習したのだろう。

□4月12日(金)集金袋配布
 1限、学級の時間に「学級のめあて」を決めました。やり方は、まず「どんな学級にしたいか」200字の作文を宿題で書いてくる。それを全員の前で読む。自分の中の文から、キーワードを半紙に書き黒板に貼る。黒板いっぱいに張られたキーワード、例えば「明るい」とか「大きい声」とか、全員の思いを仲間分けしグループになったものを、一文にした。
 ・よく考え、姿勢正しく、まじめに聞くクラス
 ・大きい声で、元気いっぱいのクラス
 ・なかよく、笑顔いっぱいのクラス
 ・はく手いっぱい、協力いっぱいのクラス
と、まとまった。
 来週からの時間割が決まった。この学校では、学期ごとに時 間割を変更して、年間の時間数を調整する方法をとる。子どもにとっても、教師にとっても、それが一番分かりよい方 法であると私も思っている。また、この学校では、1と2時間目の間・3と4時間目の間・5と6時間目の間は、ノーチャイムということで、チャイムを鳴らしていない。私自身、今年この学校に来て、今までにない経験なので、それでうまくいくのだろうかと心配したが、この学校では、昨年から始めていたという経験の中でのことで、私も、一週間経った今、この方法もいいと思っている。
4の2の1学期時間割は、このように(略)なった。時間割は、なるべくシンプルにと思っている。
 4限理科で、1年間の観察の仕方を学んだ。観察するには、「テーマ・日にち・時間・天気・気温・名前、を書き、観察するものの絵・写真など、そして、感想等を書く」ことをおさえ、一回目は、練習で「私の木」を観察に校庭に出た。「私の木」は、校庭で自分が一番気に入った木を、春夏秋冬に観察しようと思っている。5限図工でも、「私の木」の下書きを書いた。観察だけでなく、その木を好きになるために、絵にもするのである。
 6限、「心の学習」ということで、耳の聞こえない人・傷害を持った人、みんなが大切にされる人であることをを、絵本を2冊読んでから話をした。そのあと、200字作文を書いた。
□4月13日(土)家庭訪問のため、地図で家探し。
□4月14日(日)
□4月15日(月)委員会・集金
 朝の会で、集金を集める。集め方は、机には置かないで、本人がお金を出して、教師に手渡すことにしている。机に出しておくと万が一のことがあるからである。また、手渡すのは、中を互いに確認できるからである。今日も100円多く入っている子がいたのを発見。
1限国語。「三つのお願い」を私が読み、「はじめの感想」を書いた。2限音楽。
3.4限総合。休みに宿題にしておいた「いろいろな地図」作りである。「生き物地図」「お店地図」どんな地図でもよく、地域を一つの視点でとらえてまとめるのである。
5限道徳。係活動の自慢会である。週に一回はクラスに役に立つ仕事をする、ということにしている。「この一週間で、こんなことをしました。」あるいは、「ごめんなさい、できなかったので今週こんなことをします」と一人一人言う。聞いている人は、「よろしくお願いします」と応える。点検活動をすることで、次の意欲につながると思っているのだが、どうなのだろう。
 週に1時間、音楽専科の時間がある。その時間に、農協に通帳を作りに行った。昼休みは、特別活動部会、放課後は、現教部会、学年会。その後、二日後の会議に提案する資料作り。

□4月16日(火)集金・歯科検診
 2限、歯科検診があった。保健室に入ってから、子どもたち全員の検診が終わるまで「静かにしなさい」と、注意する必要が全くなかった。最後の子で20分くらいであるが、しっかり我慢してしゃべらずに座って待てているのである。3時間目の始まりに、子供らに、大きな声を出さずじっと我慢して待っているのはすごく偉い、とほめた。本当に正直そう思う。
 5限、教室に5分ほど私が遅れていくと、学級世話係が地図帳を使いクラスみんなで「県名さがし」をしているではないかバラバラで遊んでいるのでなく、誰かがリーダーとなってすすめられるのも、すごいものである。これは、1回だけ、「先生が遅れてきたときは・・・」と、話した結果であった。それをすぐに実行に移せるのだから、いいなあと思う。
 終わりの会のときの、歌声がすばらしく元気がある。響く声で明るく歌っている。この「元気な声が出る」というのは、学級経営において、基礎になることで、大変大事なことと思っている。学級のムードが、明るいということにつながるからだ。
 今日のさようならは、「ジャンプジャンケン」をした。全員でジャンプしながらジャンケンする。そして、私に勝った人は、私と握手してさようならをするのである。実は、教師が最後までジャンプし続けるので一番疲れるのだが、子どもも・教師も体が弾むことで、心も弾み、楽しいさようならのゲームである(自家製ゲームである)。
 すばらしい姿がたくさん見えた一日だが、もちろん、「問題」も起こります。休んだ子が一人あり、給食のおかずが余っていました。今日は、おいしいお魚でした。カードを順にまわし、カードがまわってきたとき、ほしかったらもらえます。それが、自分までまわってくると思ったのでしょうが、自分の前でカードが止まったのです。余った魚をもらえませんでした。すると、「もう食べない」と、言って給食をお盆ごと、前の給食台に返しに行ったのです。
 そっと見守っていたら、5分ほど経って、また、おぼんを取りに行き、食事を始めました。我慢する体験をして、自分でそれを乗り越えられたのだと思います。我慢することの学習をしている、大切なことだと思いました。とすると、「問題が起こった」という表現は、まちがっています。大変に大切な「学習する場」だったのです。
 「そんなことしないで、食べなあ」と、その子のところに給食のお盆を持っていくのでなく、じっと私自身ががまんして見守ったから、自分で解決できたように思いました。教師の「待つ」ことの大切さを感じました。

□4月17日(水)
 体育館に並んで廊下を歩いているとき、友だちのおなかにパンチする子がいました。このクラスを担任してから、「人を殴る行為」は、はじめて見ました。すぐその場で指導することにしました。
 全員廊下に座りました。まず、「なぜパンチしたのか」聞きました。A君が首をつねったから、B君がパンチした、と分かりました。二人に「今、何か言いたくなったこと」があるかを聞きました。無言でした。もう一度「みんながこんなに、あなた方が仲直りするのを待っていますが、今何か言いたくなってきたことはありますか」。分かったように、互いに謝りました。そこでA君に、「もうつねりませんか」(うなずく)「じゃ、みんなに信じてくれますか、聞きなさい」。その後、同じようにBも、みんなに「もうこれから人を殴りません。信じてくれますか、信じてくれる人は、手を挙げてください」と言い、全員が「信じます」と手を挙げて、一件落着。教師が怒るのでなく、その子が、みんなに誓う方法をつかっています。
 その後、体育館で四人が肩を組み走る「肩組み競争」や「なべなべそこぬけ」を楽しんだ。「なべなべ」をまず二人組で行い、四人・八人・一六人、そしてクラス全員と人数を増やしていった。大きい声で歌いながら子どもたちは楽しそう。クラス全員でうまくできたとき、拍手が起こった。
 連絡ノートに毎日書いている「三行日記」に、なべなべが楽しかったということを書いている子が多かった。
 帰りがけ「遊びの好きな、子どもみたい」と、女の子が私に言って帰った。ハハハ

□4月18日(木)ギョウ虫検査
「君ががんばると、僕もがんばれる」。掃除でもそうである。ムードがいいから、気持ちよく動けるのだと思う。子どもも大人も同じである。その環境をどう作るか、クラスを管理する教師に問われている。
 といっても、教師一人ではなにもできないに等しい。子ども・学級集団・教師・父母との「協育」で、学級が成り立っている。親の姿勢がどれだれ学級に影響をもたらすかは、プラス面でも・マイナス面でも経験している。親の住んでいる地域という母集団も、学校の雰囲気に大きな影響をあたえている。本当に響きあいながらという意味での「響育」なのだと思う。
 今日4限は、初めての「図書」の時間でした。図書室で、自分が座るいすを確認しました。昨年からのルールが良いと思いました。「5分以内で、本を選ぶ」「その後は、一人一人が静かに、読む」「授業の最後に、図書室のほんの整理をして出る」という約束です。
 はじめの5分間は、ワイワイ言いながら本を選んでいました。しかし、その後自分のいすに座ると、今日は20分でしたが、本当に静かに読書していました。最後に、1分間の整理をして教室に戻りました。騒がしい時間と、静かな時間の切り替えができる、ということがすばらしいと思いました。
 放課後5時半まで、総合的な学習についての会議。学習の評価と教師の支援のことについてまとめました。6時過ぎ、A君の家庭訪問をして帰りました。「3日続けて休んだ時は、家庭訪問する」という自分での決めごとです。ついでに、初めての地域なので、その近くの受け持ちの何軒かの家を、確認しながら車で一巡し帰りました。

□4月19日(金)なかよし学級開級式・ギョウ虫検査
 4年社会の教科書に、消防署に見学をし、分かったことをまとめ発表する単元がある。消防署の人と話をし、学校に消防自動車を持ってきてくれることはできないか、個人的なレベルで昨日話をした。それはさておき、今日の総合的な学習の時間、子どもたちに「今、紙が一枚燃えたとしたらどうする」と聞くと、「水で消す」という。それじゃ、この学校に「ひねったら水が出る、蛇口はいくつあるのだろう」とたずね、予想させた。20から100以上までの予想が出た。一つの班が4人であるので、1階から4階を手分けして「蛇口の数調べ」をした。何と、150程の蛇口があることが分かった。各班により数が違うがすべての班が100を超えた結果となった。調べた結果を表にまとめて合計することを学んだ。「それじゃ、もう少し火が大きくなったら」と聞くと、「消化器で消す」と応える。今度の総合の時間に「学校にある消化器調べ」をすることになった。子どもたちの予想は、4から25まである。さて、いくつあるのだろう。廊下だけでなく、理科室や、家庭科室にあることや、給食室にも数個あることを発見できるのではないかと思っている。表を使ったまとめ方を学習したい。
 体育の時間のスタートは、「世界一周」である。これは、運動場の周りにある遊具、滑り台・鉄棒の前まわりなどをしながら順にまわってくることである。後ろの方の子は10分かかる。先頭になりまわる子で3分ほどである。世界一周の最後は、登り棒である。そこで私は待っていて、登り棒の補助をする。さっと終わった子は、7分ほどドッジボールをして待つ。それから全体での体育の始まりである。
 先日は、50メートルをはかった。今日は、逆上がりのできる子を調べた。初回の体育の時間に逆上がりをできたのは、14人、今日は21人である。4回の体育の時間で7人ができるようになっている。後、17人である。今日は、逆さ感覚を体感するように「コウモリジャンケン」などをして遊んだ。これからはなかなかクリアーできる子が少なくなるだろうが、経験を積む中でできていってほしい。登り棒もまだ半数ほどできない。必ず靴下を脱ぎ、両足の土踏まずで挟んで上るように指導している。
 ところで、子どもたちは本当に優しい。ぜんそくで3日休み今日出てきた子がいた。連絡帳の3行日記に「○○君が元気に出てきてうれしい。・・」と書く子がいる。終わりの会でも、「○○君が来てとても良かったです」と発言する子もいる。本当に周りの友だちのことをちゃんと子どもたちは見て感じているのだなあ。

□4月20日
□4月21日(日)
□4月22日(月)地区子供会、視力検査
 2限、視力検査。3限、巡回映画。5限、地区子供会。
10時40分までが大休憩である。しかし、40分から映画が始まる予定なので「35分に並んで、体育館に出発します」と、言って20分から休憩に入った。35分に教室に行って驚いた。すでに子どもたちが1列に並び出発している。教師がそれを追っかける状態で体育館に急いだ。教師が予告しておくと、自分たちだけで、行動できるのがすばらしい。
 夕方、隣の学級の子が自転車で車と接触し、近くの病院に行ったとの知らせがあり、同学年なので一緒に病院に走った。すでに家に帰った後だったので家により元気であることを確かめ帰宅した。

□4月23日(火)
 「毎朝の漢字テスト」必ずどの五問をテストするのかは、ドリルで確認してしている。しかし、点数がそろってこない。無理があるのかも知れない。もう一度手順を踏んでスタートしよう。
『漢字テスト』について 
〈現行〉
 ①どの漢字を明日テストするのか予告する。
 ②ドリルを見ないでテスト
 ③まちがった漢字を2行書く
〈改めて〉
 ①どの漢字を明日テストするのか予告する。(今までと同じ)
 ②そのドリルを見てテストすることを基本とする。
 ③見ないでやりたい人は、見なくてもいいことにする。
 ④まちがった漢字を1行書く
 ⑤家庭学習で、漢字1ページ書く(どの漢字でも良い。主に明日のテスト漢字を書く)。
 今までテストはするが、家で漢字を練習をする子は少なかったので、漢字に対してのリズムができていないと考える。「見て書いて良い」とし、覚えてきた人は、覚えたかどうか試すために、見ないでするテストを希望してよいとする。
 「毎日、ドリルを見ながらでも5問正しく書く」ということが、少しずつでも力になっていくだろう。こうすれば、漢字テストがいやで、学校がいやだという子もないだろう。さらに、100点のノートばかりなら、私の○付けも数分ででき、毎日でも可能だろう。
 3限、パソコン。初めてのパソコン室なので、3年でしたという「お絵かき」をした。新しいこととして、それを保存することを学習した。それを開き、みんなのを画面に出し、作品をほめあった。まだ、文字を入力できるようにはなっていないようなので、パソコン番号の「1~20」の数字で保存した。座席が固定しているので、どのパソコンでの作品かがすぐ分かりよい方法だと思う。この学年で文字入力ができるようになり、パソコンを使用し「俳句集」くらいの作品集を3学期に作りたい。

□4月24日(水)
 理科。ひょうたんの種をポットに2つぶずつまいた。理科ノートに「観察日記」を書き、2つぶうめると45分が経ってしまった。明日参観。詩の授業に決まる。放課後、模造紙に詩を書いて帰る。

□4月25日(木)参観・懇談・総会・学級委員総会・納金日
 「春の歌」の詩を参観の授業とする。いぬのふぐりからくもに「見上げる」と発言する子がいた。かえるの視点でイメージできているのだなあと感心した。
 放課後、総会を途中失礼し、「安全教育研究会総会」に出席。

□4月26日(金)1年生を迎える集会・家庭訪問1日目
 8時25分からスタートの予定だが、初めてのことでもあり、35分に始まった。本校では、授業時間確保ということで、1時間目が始まるまでの25分間を集会の時間と設定している。1年生はかわいかった。しかし、4クラスもの、たくさんの1年生がいることを改めて感じた。父母や地域の方にも参加してもらったらいいのにと思った。
 初めての地域だが、時間通り伺うことができた。仕事を切り上げてかえってきて頂いた方もある。家庭訪問後、職場に戻る方もいる。大変な中、時間をやりくりしてくださっている。だからこそ、意味のある訪問にしたい。

□4月27日(土)
□4月28日(日)
□4月29日(月)
□4月30日(火)家庭訪問二日目
 「係自慢大会」。係が前に出て、学級のためになることで、どんなことをがんばったのか、発表していく。聞いている子どもたちは、連絡帳に5点満点で、活躍度を書いていく。最後まで発表してから、どの係が一番活躍したのか、一つだけノートに書いている係の名前に赤丸をする。そして、どの係が「一番活躍したのか」挙手する。挙手した数の一番多い係が、「4月のがんばり係」である。係活動には、「活動する時間の保証・応援、支援・評価」がいる。がんばっていても認められなかったら、続かないからである。
 5月の席替えを行い、班の約束。5月のめあて等決める。掃除の場所も決めた。
  

Posted by プラス at 00:09Comments(0)・学級経営