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2007年10月02日

運動会を振り返って

昨年度の運動会への学級の取り組みは、このブログにも載せています。
しかし、学級がかわれば、まったく違ったものになります。

今年の運動会への学級の取り組みは、・・・・
 運動会をひとつの大きな機会として「自分の成長・学級の成長の場にする」といった取り組みが、十分できなかったことを反省しています。なぜできなかったのかと言えば、「話し合い活動」が機能していないからです。学級集団としての弱さがあるからです。・・・だからこそ、普段「話し合い活動」をしくむ必要があるのですが・・・

 今回は、いろんなドラマというか・・・子ども達のかかえている課題が見えてきたと思います。
(10年後、ここにいろいろな出来事を書き込むとして・・・。今は、やめておこうと思います。)

 子どもの様子として、ひとつふたつあげますと・・・
 この運動会の練習の期間中に、高熱を出し緊急入院した子どもがいました。
 クラスの子ども達が、数羽ずつツルを折りそのツルの羽に言葉を添えて糸に通しました。千羽鶴とはほど遠い物ですが、そのツルを病院にとどけました。私が病院を出てから「一羽一羽のメッセージを読んでいました。クラスの子ども達に御礼を・・・」というメールが届きました。また、退院した夜にもメールがありました。
「昨日‥○先生が来てくださって■■は、鶴も見ながらとても喜んでいました。・・・・・・病院まで来てくれて‥。■■も菌の原因が分からないだけに最初は命のホショウも分からないと言われた時は、今でも忘れられません。・・・、でも一番ショックだったのは●●のようでしたご飯も食べれず眠れずが続き顔色もなかったと妹から聞きました。・・・。そんな中、最後の練習だからと話をし今日、行けたみたいです。■■も、保護者席で応援出来ます。だから、●●に■■の分まで頑張ってと言いました。・・・・。皆で学校に行けることになって良かったです。・・・。いつも心配かけすいません。・・・」
 長いメールをいただきました。当日は、座席から応援する■■君と一家の姿もありました。

 練習途中でひざをいためたため、組体操のアナウンス役になりがんばれた子もいました。組体操そのものが仕上がっていないため、アナウンスのけいこは当日までに3回だけでした。しかし、みごとにすばらしいアナウンスになっていました。きっと、お家の協力もあり、家でもしっかりけいこした結果だと思いました。

 これらのように、当たり前ですが、学校というものは、子ども達のうしろに家庭があり、家庭の支援のもとで、子どもたちがささえられ、十分な活動ができています。このほかの子どもの実態も含め、運動会という行事をとおして、そのようなことがずいぶん浮かび上がってきたように思いました。
 
 2人の見学者がありましたが、全員で無事運動会ができたことを喜びたいと思います。
 
 付け足してですが・・・
 組体操が終わったとき、「練習で失敗ばかりしていたのに、1回で逆立ちができた」と、報告してくれる子もいました。
 この子は、放課後学校に来て、体育館からマットを教室に運び、練習に付き合ってほしいと、私に言ってきた子どもです。教室にいつも小さなマットがこの二週間置かれていました。運動会当日の朝も、7時半には、登校していてどうして早く来たのかを聞くと、「倒立の練習をしたかったから」と応えていました。このような自分で前向きに取り組む姿勢が、当日一度で成功させた力となっていることは、疑いようもありません。後日談で、放課後私がいないときに来たこの子に校長先生まで倒立の練習に付き合ってくださったこともあったようです。さらに、この子は最後の練習の金曜日に、「先生マットを体育館に片づけてきました」と、報告してくれました。わたしが言わなくても、ちゃんと自分の練習してきたマットを片づける姿にもすばらしいと思いました。この子の取り組みもクラスのまわりの人は見ているはず。いい刺激になったことと思います。

 ところで、運動会の練習に入る前には、この運動会をとおしてどんなところが成長できると思うかを話し合い、書かせています。これをもとに「自分が成長したこと。クラスみんなで成長したこと」を振り返っておくのが、次の「話し合い活動」です。  

Posted by プラス at 10:18Comments(0)運動会